
われら勝ち得し世界
作者
著:ジェフリー・ウィークス
内容
●21世紀版『性の歴史』が、生の技法を鮮やかに描きだす ミシェル・フーコーと並び称されるジェフリー・ウィークス。セクシュアリティ研究の名著、ついに翻訳刊行。 グローバル化とデジタル革命によって加速するセクシュアリティと親密世界。本書は、21世紀におけるセクシュアリティの倫理を、LGBTの日常から生じる「生の実験」に基づいて立ち上げていく過程が克明に描かれます。 性の解放/女性解放から現代の同性婚、インターネット時代のLGBTまでを描く、人間解放の現代史。世界的権威であり、ゲイ解放運動の先頭に立つ著者が、歴史学と社会学の手法でみごとに論じきった傑作。
見出し
第一章 異なる世界 第二章 抑制の文化 第三章 大転換1――民主化と自律 第四章 大転換2――規制、リスク、そして抵抗 第五章 混沌とした快楽――多様性と新しい個人主義 第六章 現代のセクシュアリティにおける諸矛盾 第七章 親密性という契機――規範、価値、日常的コミットメント 第八章 性的な不公正と性的な権利――グローバリゼーションと正義の探求
作者経歴
書籍情報
発売日:2015/12/11単行本:436ページISBN-13:978-4335551734出版社:弘文堂 (2015/12/11)言語::日本語
出版書誌データベースより
レビュー
ナイス 【われら勝ち得し世界―セクシュアリティの歴史と親密性の倫理/ジェフリー ウィークス】セクシュアルマイノリティの歴史を知るべく手にしたが、それに留まらない知識の宝庫であった。◆著者の生まれ… → https://t.co/BGpxJr9L8V #bookmeter
— ままる (@CarpKoyo) July 31, 2019
[MM読了] われら勝ち得し世界―セクシュアリティの歴史と親密性の倫理 https://t.co/2mcX3X1VT4 戦後のセックスの歴史で大事だとは思うもののそんなおもしろくない。でも訳してくれて偉い。
— 江口某 (@eguchi2014) January 4, 2016
と、思ったところがニワカのアサハカサで今頑張って読み直してるジェフリー・ウィークス『われら勝ち得し世界 セクシュアリティの歴史と親密性の倫理』はまさに「加速」がキーワードだったりの。(おもろいけどなかなか進まない。。。) pic.twitter.com/XP0c1wEoRK
— KanabunnGilles (@AnomalaCuprea) August 27, 2018

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