
新しい家族法務 実務家養成講座
作者
監:竹内 豊
内容
●業務における必須知識を習得できる ●相談者の実像がわかる ●面談がイメージできる 「おひとりさま」「LGBT」「事実婚」「親亡き後問題」「ひとり親家庭」 行政書士の新しい5つの活躍のフィールドで業務を行うための必須ガイド 超高齢社会、少子化、多様性(ダイバーシティ)が加速するなかで「家族」のカタチは大きく変化しています。 本書で取り上げる「おひとりさま」「セクシュアル・マイノリティ」「事実婚・内縁カップル」は、多様な家族のカタチ・新しいライフスタイルの実践者といえますが、それゆえ日常において様々な問題を抱えています。 この問題は、法制度が新しいライフスタイルを選ぶ人たちの実情に合っていないこと、または活用できる制度があるにもかかわらず周知されていないことが原因のひとつといえます。これに対処するには現行の法制度を最大限活用し、不足部分を「書面」や「契約」で補うといった「工夫」が必要です。 日頃、遺言書作成や相続手続業務といった「家族」に関する業務を行う行政書士が、問題解決のための「工夫」ができるようになれば、相談者により手厚いサービスを提供できるはずです。 本書は「おひとりさま」「セクシュアル・マイノリティ」をはじめとした方が、どのようなことに悩んでいるのか、そして行政書士にはどのような解決策を提示できるのかについてを丁寧に解説していきます。これからの新しい「家族法務」についてのガイドブックとして是非ご一読ください。
見出し
序章 行政書士と「家族」 1 「家族」とは 2 日本の家族制度 第1章 受任につながる予備知識 1-1 おひとりさま編 1 データからみる「おひとりさま」―世帯構造・類型の変化から 2 データからみる「おひとりさま」―少子化・高齢化・未婚化の視点から 1-2 セクシュアル・マイノリティ編 1 セクシュアル・マイノリティと「ことば」 2 セクシュアル・マイノリティとメディアの表現 1-3 事実婚・内縁編 1 法律婚外カップルの多様なあり方 2 パートナーシップ形態の国際比較 1-4 親亡き後の問題編 1 ひきこもりは甘えという偏見 2 障がい者と当事者主権 1-5 ひとり親家庭編 1 ひとり親家庭の多様な形態 2 離婚理由から配偶者間暴力を考える 第2章 面談前の準備「おひとりさま」編 2-1 おひとりさま詳説 1 おひとりさまって? 2 おひとりさまのジェンダー差 3 おひとりさまとセルフ・ネグレクト 2-2 類型と相談者像 1 思いがけずおひとりさま(離別/死別) 2 選択的おひとりさま(非婚) 3 余儀なくおひとりさま(非婚) 2-3 抱えている悩みと解決のヒント 1 思いがけずおひとりさま(死別/離別) 2 選択的おひとりさま(非婚) 3 余儀なくおひとりさま(未婚) 第3章 面談前の準備「セクシュアル・マイノリティ」編 3-1 セクシュアル・マイノリティ詳説 1 セクシュアル・マイノリティって? 2 社会の流れ 3 婚姻制度とパートナーシップ 4 同性パートナーシップに関する制度 5 トランスジェンダーに関する法令と制度 6 セクシュアル・マイノリティに言及した各自治体の施策 3-2 類型と相談者像 1 同性カップル 2 性別違和 3 性分化疾患 3-3 抱えている悩みと解決のヒント 1 同性カップル 2 性別違和 3 性分化疾患 第4章 面談前の準備「事実婚・内縁」編 4-1 事実婚・内縁詳説 1 日本における事実婚・内縁の歴史 2 事実婚・内縁の法的保護 4-2 類型と相談者 1 非法律婚(狭義の事実婚)カップル 2 内縁カップル 4-3 抱えている悩みと解決のヒント 1 共通 第5章 面談前の準備「親亡き後」の問題編 5-1 「親亡き後」の問題詳説 1 「親亡き後」の問題って? 2 ひきこもりと相談支援のあり方 3 障がい者福祉の法制度の変遷 5-2 類型と相談者像 1 ひきこもりの子どもがいる 2 障がいを持った子どもがいる 5-3 抱えている悩みと解決のヒント 1 共通 2 ひきこもりの子どもがいる 3 障がいを持った子どもがいる 第6章 面談前の準備「ひとり親家庭」編 6-1 ひとり親家庭詳説 1 ひとり親家庭のジェンダー差 6-2 類型と相談者 1 共通 2 シングルマザー 3 シングルファザー 6-3 抱えている悩みと解決のヒント 1 共通 第7章 新しい家族法務の「骨法7カ条」 骨法その1 日頃から自分の価値観を問い直す 骨法その2 「教材」は暮らしの中にある 骨法その3 「ことば」を磨く 骨法その4 知識のインプットだけに時間を費やさない 骨法その5 「当事者から学ぶ」姿勢を忘れない 骨法その6 一人で抱え込まない 骨法その7 「まさか」への許容範囲を広げる 第8章 実務に役立つ資料 7-1 テーマ別「読みたい本」 7-2 テーマ別「確認したい基本用語」
作者経歴
書籍情報
出版社:税務経理協会 (2018/10/12)発売日:2018/10/12言語::日本語単行本:251ページISBN-10:4419065508ISBN-13:978-4419065508
出版書誌データベースより
レビュー
早速実務の勉強を開始するため新宿紀伊國屋へ直行。
— KUB◯+@世界史とか (@KU80TA2018w) November 11, 2018
渡邉愛理『行政書士のための新しい家族法務実務家養成講座』税務経理協会
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ここで学ぶことは間違いなく高校生達向けの倫理政経の授業や小論文指導にも役立つ。知識は有機的につながっている。俺にしかできない授業をしたい。#行政書士 pic.twitter.com/X1Byp2W2Vj
【法律】大好評の行政書士実務家養成講座シリーズ第4弾!『行政書士のための新しい家族法務』おひとりさま、LGBT、事実婚、親亡き後問題等,新しいカタチの家族がどのようなことに悩んでいるのか、そして行政書士にはどのような解決策を提示できるのかについてを丁寧に解説。E17-08行政書士にてy pic.twitter.com/xMqGRV9jYw
— 紀伊國屋書店梅田本店 (@KinoUmeda) October 13, 2018

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