
変化球男子鈴木出版の児童文学
作者
著:M・G・ヘネシー
内容
体は女子、脳と心は男子として生まれたシェーンの願いは、男として生きること。3年前ロスに引越してきたときには男子として転入し、野球に熱中する毎日を送っていた。ところがある日、女子だった頃の写真が拡散されてしまう。 LGBTの子どもが生き方を選ぶとき、両親の理解とサポート、医学的アプローチや精神的なケア、理解者の存在、そして友だちの存在が不可欠です。それらがきちんと描かれ、ドラマを創り出していることは、この作品の大きな魅力です。「希望」を感じるラストは、読者の共感を得て、LGBT理解の一助になると信じています。主人公と同世代の子どもたちも大人も身構えずに読んでみて欲しい、さわやかな青春ドラマです。
見出し
作者経歴
著:M・G・ヘネシー アメリカ合衆国、カリフォルニア州ロサンゼルス在住。作家。『スター・ウォーズ』とサンフランシスコジャイアンツとストロベリーアイスとダンスが大好き。もし超能力が使えたら、飛んでみたい。「トランスジェンダー・ロー・センター」、「ジェンダー・スペクトラム」、「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」などの支援活動をしている。本作品がデビュー作。
書籍情報
出版社:鈴木出版 (2018/10/30)発売日:2018/10/30言語::日本語単行本:284ページISBN-10:479023343XISBN-13:978-4790233435
出版書誌データベースより
レビュー
【変化球男子 (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち)/M.G. ヘネシー】6年生シェーンは野球チームのエースピッチャー。ジョシュという親友、マデリンというガールフレンドもいる。でもシ… → https://t.co/Wa2zrC0zIS #bookmeter
— そらこ (@mychapi) April 29, 2019
『変化球男子』(M.G.ヘネシー:作 杉田七重:訳 すずき出版)中学生のシェーンは自分の体が女子であることをクラスの誰にも隠している。予定していたホルモン治療は、「娘」をあきらめきれない父親の同意を得られない。トランスジェンダーの子どもが直面する様々な困難を描いた爽やかなYA小説。
— ひこ・田中@『レッツはおなか』『ネバーウェディングストーリー』 (@hicotanaka) June 20, 2020
『変化球男子』M・G・ヘネシー
— ダじりん🍄 (@68_djl) March 7, 2020
主人公シェーンの気持ち、シェーンを取り巻く人々の様子がすごくリアルに描かれていてとても良い
噂されること、周りの視線や逃げ出したくなる気持ちはわかる、3回転校生だったことあるから
鈴木出版の児童文学「この地球を生きる子どもたち」他のも読みたい

変化球男子鈴木出版の児童文学