九時の月

九時の月

作者

訳:もりうち すみこ

内容

革命後のイランを舞台とした、愛し合う二人の少女たちの悲しい運命を描く実話を基にした物語。
15歳のファリンは、イランの首都テヘランの名門女子校に通う裕福な家の一人娘。学校では孤立し、運転手付きの車で家と学校を往復するだけの鬱屈した毎日を送っている。だが、美しいサディーラが転校してきたことで、ファリンの日常は一変する。親友となった二人は、学校だけでなく休日も行動を共にするようになり、互いを想う気持ちを深めていく…。
「LGBTとは、恋とは、愛とは。」人が人を好きになること、ただ、そのことだけで、国家に否定され、法律で禁じられ、そして、世間にも、家族にさえも認められず、悲しい運命をたどることになる二人の少女。恋とは、愛とは。その本質を胸に置くことが、LGBTに関する社会問題を理解するために必要なことではないかと気付かされます。
                            

見出し

作者経歴

作:デボラ・エリス デボラ・エリス/作 カナダ・オンタリオ州在住。作家、平和活動家として世界中を旅行し、戦争、貧困、病気、差別などによって困難を強いられている子供たちを取材している。戦乱のアフガニスタンを生きぬく少女を描いた『生きのびるために』『さすらいの旅』『希望の学校』(いずれもさ・え・ら書房)は、世界17か国で出版されている。その他の作品に『きみ、ひとりじゃない』(さ・え・ら書房)など。

書籍情報

発売日:2017/7/1ISBN-10:4378015226単行本:288ページISBN-13:978-4378015224出版社:さ・え・ら書房 (2017/7/1)言語::日本語

出版書誌データベースより

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