
ダブルハッピネス講談社文庫
作者
著:杉山 文野
内容
体は「女」だけれど心は「男」の性同一性障害。辛さ、悲しみは2倍、でも2倍楽しいフミノの青春ストーリー。文野はいまどき珍しいぐらいかっこいい。(一青窈)常に女体の着ぐるみを身に付けているかのような違和感を抱く日々。心と体の性の不一致に苦悩する「性同一性障害」を抱えながらも、フェンシングに打ち込み、仲間や家族、愛する人たちとの理解を育んできた著者。真剣に悩み、真剣に楽しんできたフミノくんの直球自伝エッセイ。文庫版の書下ろし収録。
見出し
作者経歴
著:杉山 文野 1981年東京都生まれ。フェンシング元女子日本代表。 早稲田大学大学院にてジェンダー論を学んだ後、その研究内容と性同一性障害と診断を受けた自身の体験を織り交ぜた『ダブルハッピネス』を講談社より出版。韓国語翻訳やコミック化されるなど話題を呼んだ。卒業後、2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。帰国後、一般企業に3年ほど勤め独立。現在は、日本最大のLGBTプライドパレードである特定非営利活動法人 東京レインボープライド共同代表理事、セクシュアル・マイノリティの子供たちをサポートするNPO法人ハートをつなごう学校代表、各地での講演会やメディア出演など、活動は多岐にわたる。日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ証明書発行に携わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務める。
書籍情報
発売日:2009/12/15文庫:360ページISBN-10:4062765470ISBN-13:978-4062765473寸法:10.8 x 1.4 x 14.8 cm出版社:講談社 (2009/12/15)言語::日本語
出版書誌データベースより
レビュー
秋シリーズ第2弾は”読書の秋”にちなんで「ちょっとまじめに今までに読んだ一番心に残る本を投稿」
ダブルハッピネス/杉山文野
学生時代自分はおかしくないんだ、と勇気付けられた。
自分は性的指向がバイなだけでGIDの方の苦労はわからないけど文野さんに救われた。#火曜日のすたーとヲタク pic.twitter.com/9rtw9RAFR3
— ただのたくとん (@920takuton) September 24, 2019
【ダブルハッピネス】
杉山文野さんの本ですね。とても活動的だなあという印象でした。活動家じゃない分野でも活躍できる方だなと思います。
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